amazonのレビューのあまりの低さに、これまで購入を躊躇していたDESIGNS 4ですがインコ先生、ようやく清水から飛び降りました。製作中のログナー専用GTMの参考にしたいという理由もあったのですが、なにより先達の皆様方の見事なまでのこき下ろし評価を読んでいると、裏切られ感、いらだち、腹立たしさ、絶望の奥に感じたとてつもない”熱量”、をインコ先生にははっきりと感じ取れたからだと思います。
インコ先生が気に入っているamazonレビュータイトルのいくつかとして、
- 嫌なら買うな?・・・買ったからこそ文句言ってるんだよ
- 自己世界が行き着いた結末
- うん、要するにダッサイ etc..
amazon レビュー 12月16日時点より引用
いや、皆さんおっしゃることはすべてごもっとも。インコ先生は単純に個鳥の趣味としてGTMのデザインも好きですし、連載完結なんかハナから諦めていますし、名称が変わっても雰囲気出てるからまぁいっかと思えるのでそのまま受け入れられたのですが、そうでない人からすれば、まぁゆるせないでしょうね。。。それでもインコ先生にとっては、今回のDESIGNS4、間違いなく買いでした。ポイントとして、
- GTMのツインスィング関節というものがなんとなく理解できた。
- ログナー専用GTMの参考イメージソースが得られた。
- 単行本では得られない様々なプチ情報を得られたのでワクワクした。
といったところが挙げられます。
スイングするのはわかるけどひねりとかいわゆるロール回転とかどうすんのさ!?と謎だった関節ですが、どうやら普通にひねり用のスイングブロックもあるようですし、スイング方向も単純な1ベクトルではなく、ボールジョイントのようにある程度幅があるようなんですね。まぁそれなら柔軟に動きますよね。電磁エネルギーっていうくらいなので各関節が小型のリニアモーターカーの電磁石みたいな感じで引力と斥力を切り替えて移動するということなんだと思います。
※でもインコ先生はこの電磁スイング(磁力)というのは結構矛盾していると考えています。なんでかって?だってヒジ関節なんか強力な斥力と引力が発生する関節が隣接しているんですよ?絶対にそれぞれの関節の磁場同士が干渉しあって適正な斥力と引力を発生させられないはずです。電磁エネルギーによって磁力ではなく関節金属同士の分子結合と分解をリニアモーターの磁極の切り替えみたいに制御するって言うならわかるんですけどね。 ちょっとナマ言っちゃってすいません。。。
例えば後頭部から背中に続くドレインケープ。ネット画像を見るだけだとさっぱり形状がわからず、恐竜の背中とかに生えている板状のものかとおもいきや、これ、中央でゆるくドレープしているケープ上の物体なんですね。(半透明で後ろに折れ曲がった裏側のパーツがすけて見えます)。あとこれが”ケープ”形状だということも重要なデザイン記号だと思われます。
今回、ファティマで見開き2ページを勝ち取ったのはこのバクスチュアル(ブライド)だけです。今後のミラージュの統一デザインソースということで、白と黒のシンプルな色使いや凹凸が連続したディテール、そして”ブライド”という単語。製作中のログナー専用GTMには今回気づいた事項を色々と織り込んでおり、それだけでもかなりの価値がありました。
あと、ネタバレになるのであまりかけませんが単行本最後で名前だけ出てきてもったいぶっている皇位一位キャラのビジュアルとか、そいつがヨーン先輩を左手だけでいなすとか、今後の展開で気になる情報もたくさん乗っていました。
まだ手にしていない方々はぜひ、買いましょう!なんてステマっぽいことはとてもじゃないですが書けません。ただ、一度Amazonのレビュー(大体67件くらい)をちらりと見てみるのをおすすめします。いやとにかくレビュアーの方々の思いが熱い!! なんか読んでいるとニヤニヤしてきてしまいますよ。
”もう、みんなツンデレなんだから!!”