ワンフェス2015夏に参加している間、自宅にアマゾンから届いた超合金魂GX-69 ゴルディーマーグの徹底レビューです。あくまでガオガイガーの引き立て役という立ち位置のアイテムかとおもいきや、予想外の出来の良さでしたので、急遽徹底レビューを前後編でお届けいたします。今回はタンク形態からロボット形態への変形まで!
オレンジの外装とタイヤ、ハンマー時の柄になる部分(黒い砲塔の部分)以外は原則、塗装されており、仕上げも美しいです。
砲塔の可動が実はすごく気持よいです。クリック感というか、バネの反発とクリック溝にハマるタイミング、音、ポジション保持の安定感、すべてにおいて高いレベルです。
ではここからロボットモードへの変形プロセスへ!まずはハンマー部分をゴソっと外してから、、、
- タンクモードの機首部分先端を立ち上げてロボットモード時の膝に。
- 機首全体を180度クルッと回転させる。このグレーの関節部分はすべてダイキャスト製で変形時のクリック感がこれまたたまらん感じです。
- 股関節の付け根の多重関節をぐいっと前に押し込んで、股関節自体を後ろから前付きにポジション移動。ここももれなくクリック関節になっています。
- すると画像上方向がロボットモードの正面になりますが、見事にS字ラインの下半身になります。
とにかく下半身はダイナミックにポジションが変わり絶妙のクリック関節も相まって動かしていて楽しいです。インコ先生はクリック感萌えなので尚更かもしれません。そして上半身の変形へ。
- 足裏は折り紙状態のカバーパーツが脛の内側に格納されており、それを展開します。
- 腕の移動はこれまたダイナミックなもの。DX超合金やアルカディアのYF-19の股関節でも使われている、一度外側に引っ張って、クランクを可動させる機構です。
- 肘関節を伸ばし、手首をくるっと内側から展開します。肘は2段階でカチッと伸長します。
- これが正直、残念なところなのですが、頭部がハンマーパーツに固定されてしまっています。引き出すことで自由に可動できるようになります。
ゴルディーマーグ、ロボット形態。最後にハンマー部分を再接続し、額を上部に引っ張ると目が出現し変形完了です。手首は変形用のものがそのままついていますが、これでも十分見栄えが良いです。
上2組の手首が見栄え重視パーツです。それでは何枚かポーズを取らせてみます。
ハンマー部分がつっかえてなかなかダイナミックなポーズは取らせづらいです。両手両足の可動範囲が極端に狭いわけではないのですが。。。
おもむろにゾンダーコアを持たせてみましたが、やっぱりかっこいいです。良くも悪くもハンマーが支えになり、デザイン上、足首が動かないものの、接地性は抜群です。砲塔部分が角度調整できるのもポイントですね。惜しむらくは、顔がハンマーに固定になってしまっているところ。ここが外れれば本体だけで結構アクションポーズが取れるのですが。。。
とは言え、全身に散りばめれたクリック関節、ロック機構により小気味よく変形、動かすことができます。特にクリック関節のバネのテンションや音、収まった時の感触は気持ちが良いです。このあたりが甘いといちいち触って遊ぶのもストレスになってしまいますから、インコ先生にとってここはとても重要でポイント高いです。
以上、超合金魂 GX-69 ゴルディーマーグ 予想外の出来の良さに思わず徹底レビュー 前編 でした。後半はマーグハンドへの変形からガオガイガーへのハンマーコネクトをお送りします。IRON PATRIOTの後半に続いての更新になります。