1月末に届いて以来、ブンドドで遊びまくってしまいかなり時間が空きましたが、限値練 12’HERO’s MEISTER ULTRAMANです。千値練初のWEB限定受注、12インチフィギュアという非常に実験的なプロダクトですが、その完成度は間違いなく千値練史上トップクラスだと思います。
インコ先生、実は初のウルトラマントイになります。ULTRA-ACTというのもコンビニでたまに立ち読みするくらいで良くはしりません。それでもWEB限定受注で買ってしまったのは、ただただこのデザインが素晴らしいと感じるから。
足首はソール部分がかなり重いダイキャスト製です。一方、足首カバーはプラ製。でも塗装で全く見分けがつかないです。
持つとずっしり、ひんやり気持ち良いです。
腰のベルトが展開して、股関節も左右に伸びるのでかなり可動範囲がある股関節。
胴体は空洞で意外とあっさり仕上げています。インコ先生はこの割り切り方、好きです。メリハリってやつですね。
一方で、あまり形状は変化しないですがギミックを集中させた腕部。スペシウム光線発射口の裏側もモールドがびっしり。
目が光っていなくても十分イケメン。細かいマーキングもバッチリです。
トサカも可働します。
パーツ数を抑えて塗り分けが多用されているのは、とても合理的だと感じました。パーツ分割が増えればそれだけ組み立て工賃、金型原価が上がってしまいます。結果、12インチサイズでダイキャストを多用した本製品をホットトイズと同じようなパーツ分割で作ってしまうとどうしても割高になってしまうと思うのですが、サイズが大きな分、塗り分け精度のリスクもある程度抑えられるので、コスト、品質の両面から見て、今回の設計はとても合理的です。逆にREEDITアイアンマンシリーズがオーバースペックに感じてしまいます。
今回の唯一の不満点が電池サイズ。LR21という非常に小さなボタン電池が使われています。これ、あんまり量販店とかでは売っていないんですよね。。。
デザインが全く違うので単純な比較にはなりませんが、インコ先生の感覚としては質感として同等以上のクオリティーをもち、価格も安い限値練に軍配。
このサイズのフィギュアの場合、重さは品質だと思います。重いってすてきやん!
腹部の肉感的な造形も素敵です。
以上、限値練(千値練) 12’HERO’s MEISTER ULTRAMAN (ULTRA-ACT) レビュー でした。
可動や保持力、造形は安定の千値練クオリティー。それを設計のやりくりにより、このサイズ、質感、価格でやりきった限値練に脱帽です。本日2月7日はワンフェス、食指が動く物販がなかったので今回は不参加ですが、限値練の新製品も発表されるとか。とにかく楽しみなシリーズになりそうです。