ここのところ更新が滞っていましたが、ようやく再開のめどが立ってきました。オラ設定のログナー専用GTMの透明装甲やカイゼリンの３Dモデルを始めてみて、どうしても３Dプリンタが欲しくなってしまい、現在の３Dプリンタ業界のキャッチアップや機種選定をしておりました。いよいよホビー業界、アニメ業界のエコシステムが根本から揺らぐ日も近いなと肌で感じる今日このごろ、インコ先生の出した結論は、

formlabs社のForm2にきまり！

formlabs 社のForm2です！！

経済合理性を除いた選定基準は以下のポイントでしたが、すべて満たし、日本で入手可能だったのは現状、Form2だけでした。

1. 積層ピッチが25μ以下で造形可能なこと
2. 100mm×100mm×100mm以上の造形範囲を持つこと(1/100カイゼリンのあのでかい頭部がなんとか収まる)
3. 出力サンプルを解像度の高い写真で載せていること
4. 代理店が日本国内に存在すること

MoonrayやXFABも候補に上がっていましたが、なんせまだ未発売なこと、Kickstarterで初物なこと、クラウドファウンディングの例に漏れず、発売がいつになるかわからんというリスク等々を考えると、既に3世代目となり、色々叩かれ、ある程度こなれてきているであろうと勝手に都合よく期待してしまうForm2が良いかなと。国内製品もかなり比較検討したのですが、正直、価格もカタログスペックもサンプル出力も上記3機種には遠く及ばないと判断しました。

もちろん、ランニングコストを考えると光造形オンリーはきついと思うので、モデラーの皆様御用達のZortrax 新製品、Zortrax Inventure(2016年4月発売予定)も現在導入予定なのですが、それを待ってうだうだと悩んでいるくらいなら手も財布の口も動かかそうと思います。

インコ先生のイメージだとGTMの透明外装とかはForm2、フレーム、その他はZortrax Inventureでやろうと想定しています。可動するツィンスィングの構造とか、手では絶対にできないことができると思うんです。え？そもそもお前って2台も３Dプリンター買うのかって？

はい。そのつもりです。

だってこういうのってまずやってみないとわからないでしょ？

まずはForm2で出力してみなくちゃですね。

今のところサンプル出力で試そうと思っているのが

メタセコでベースモデルを作っています。

かなり粗くこしらえたカイゼリンのバストアップ(主に外装のみ)ですが、1/100サイズでこいつの目や口のディテール、スリットがどれくらい再現されるか見てみたいと思います。そうすれば、なにが、どこまで、どのようにできるかという実現可能性のイメージが掴めるかと。

あ、もちろん個鳥使用、消費目的ですよ。なのでのびのび、好き勝手にやれます。”身銭を切った特権だぜ”と今だけは強がらせてください。

では次回、開封編でまたお会いしましょう！明日届くはず！！