ちょっと、これは千値練のRIOBOTデビュー以来の衝撃かも。。。
Perfect Effect、、、皆さんお聞きになったことあります?インコ先生なんか2週間ほど前まで全く知りませんでした。多分、大陸側のお国のメーカーさんなんだろうと思うのですが、ちょっとググってもいまいち要領得ないので、とりあえず細かいことは捨て置くことにして、いや、とにかくマジすごいっす!!
ファーストインプレッション!
フェロモンというか、オーラというか、男らしさというかイケメン度というか、とにかくいろんなメーターをMAX振り切ったかっこよさです。
ふつう、こんなケレン味が強すぎるレオフェイスとかくっつけちゃうとギャグっぽくなりそうなものですが、ディティール、造形の妙により、かっこよさが乗算されています。
意外と可愛らしいお顔をしています。
可動軸とかはないので、少々使いづらいです。
左奥の武器はLASER BOWとのことで弓矢状の武器ですね。しっぽはムチになりますし、先端は分離して1組のダガーになります。詳細は最後の取説紹介で!
変形プロセス!
ではここからライオン形態に変形です。写真だとわかりづらい(かつ邪魔くさい)ので背中の武器類は外して変形させます。
- 左肩のアーマーを後方に移動させ、
- ライオンヘッドも上方に持ってきます。
- 左肩アーマーとライオンヘッドを連結させ、
- 胸アーマーを左右それぞれ90度回転、腕部もよくあるどんでん返しで手首から爪先に変形させます。
- 非常に可動範囲の広い肩関節を駆使して腕部全体をポジション移動。
- 股関節を下に移動させ、膝を一旦ぐっと曲げます。
- 膝アーマーをスライドさせて、
- 脛から下を逆関節方向に曲げれば、、、
ゾイドのなんとかライガーっぽさ全開のライオン形態。かっこいいし、ちゃんとネコ科動物然としていてなんだか少し可愛らしいです。
裏面から見るとそんなに極端な変形が行われているわけではないというのがわかりますが、この手数の少なさでこれだけ形態を変化させているのが素晴らしいと思います。全体のスタイルとしては、思い切ったライオンヘッドの大きさと肩のポジション変更がかなり効いていて、躍動感のあるライオン形態を生み出しています。
リアアーマーにウィップの持ち手をうまく格納して程よい長さのしっぽにしています。お見事です。設計者のこだわりが感じられます。
レオニダスアクション!
写真ではわかりづらいですが、太ももの裏や脛裏に千値練のアイアンマンシリーズのような連動可動部分もあります。
ちなみに、全く意味不明なクオリティーアップですが、この剣、合金製です。
あと、地味ですがインコ先生が最も冠羽を立てている(感嘆している)のは、手首の可動軸です。剣を振り下ろす方向に手首全体が曲がるように軸を設けていて、いわゆる”ダブルオークアンタ持ち”ができるのですが、これができるのとできないでは大違い。特に今回のレオニダスは抜刀アクションがもっとも相性がよく、設計者は剣を構えた時に最もかっこよくなるようにここにあえて、そのためだけの可動を設けています。この可動軸、他の武器を構えるときや変形時には一切不要です。剣を構える時だけ絶大な効果を発揮します。
まとめ
勝手ながら、インコ先生がいつも意識している、変形トイのKPIとして以下の3つがあります。
- Simplicity&Intuitive: 変形プロセスがシンプルかつ直感的なものか?
- Stress Free: 各形態においてロック機構、関節強度がしっかりしており、ポロリ等もなく、ストレスなく遊べるか?
- Wow! Experience: 上記2つをスポイルせず、いままで経験したことないような”Wow”な変形機構を備えているか?
今回のPerfect Effect DX05 レオニダス、各々5段階で評価すると、
Simplicity&Intuitive: 5点
→素晴らしい。シンプルかつ直感的にガシガシ変形できます。少ない手数でガラッと形態変化させるセンスはお見事!
Stress Free: 4点
→背中の武装類はもちろんつけたままでも変形させられるのですが、少々ぽろりもあり、正直ちょっとストレスフルでしたね。
Wow! Experience:4点
→機構としてのWowはありませんでしたが、前述の手首の可動、全身に組み込まれたクリック関節等、好感のもてる内容でしたので、平均点の3点にプラス1点差し上げたいと思います。
以上、PE-DX05 レオニダス (ライオコンボイ) レビュー いや、マジすごいっす! でした。
今回のレオニダス、総じてとにかく”足し算”の論理で突っ切られた感じがします。いわゆる日本人的な”わびさび”、”空白の間”、”加減”みたいな引き算要素は全くなくて、自分たちがかっこいいと思うもの、良いと思う機構をこれでもかと詰め込んでかつ、破綻させずに商品化までやりぬいたメーカーと設計者にただただ感謝です。千値練、アルカディアもこれではうかうかしていられませんね。
でも、これ、、、版権とかどうなってんだろう、、、
トランスフォーマー AD02 クラシックオプティマスのレビューはこちら!
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