前回のLEDミラージュに引き続き、ファイブスター物語 リブートキャンペーン K.O.G(ナイトオブゴールド)塗装済み完成品フィギュアのレビューです。
シンプルなLEDミラージュとはうって変わって、ボリューム感たっぷりでバブリーなK.O.G。例によって、プロの方の超絶フィニッシュが際立っています。ゴールドとピンクゴールドの使い分けが高級感を更に増していますね。
こういう引きの画もいいですが、このK.O.Gの見どころは細部のアップです。まずはこの素敵なシンボル
うーん、インコ先生、オスとしての自信を失ってしまいます。しかしここにこのシンボルを持ってこようという発想がまず凡鳥にはないですね。そしてこのシンボルは対になるものがやはり存在します。
永野さんの入れ知恵なのか、谷さんの遊び心なのか、そもそもインコ先生の勝手な思い込みなのか、なんと頭頂部になんともざわつくシンボルが!!でも原作でもここが割れてカレンが登場していたので解釈としては間違っていないかもしれないですね。
GTM世界ではK.O.Gはマグナパレスと名前を変え、さらに変形とかしちゃうらしいです(詳細未確認)。こっちの顔をつかってモードチェンジとか色々妄想が膨らみます。
Metalbuild?と勘違いしてしまうくらいの金属感。いや、むしろ狂気に満ちた谷明造形により完全に従来のフィギュアの金属表現を超えているように思います。
ゴールドという色のせいかもしれませんが、この精密なスジボリはすべてその溝の造形のみでここまでの輪郭線を表現しています。あまりに繊細な凹凸なのでおそらく型抜してからの表面処理も大変だったでしょうね。
以上、ファイブスター物語 13巻 発刊記念 リブート K.O.G フィギュア GTMもいいけどMHもね!レビューでした。
たしかこのK.O.Gも3万5000円程だったかと。でもその価値は十二分にあります。久しぶりに引っ張り出して見ましたが、改めてとても幸せな気分になれました。インコ先生、大満足です。