このプロヴィデンスガンダムはリアルタイムでSEEDの最終回を視聴した際、そのかっこよさ、存在感に惚れ込み、実は1/100キットを何回か徹底改修しようとして挫折した経験があります。。。一つのトラウマでもあったのですが、このrobot魂のおかげで今はかなり晴れ晴れとした気分です。
去年からフリーダムやジャスティスがリリースされていますが、あのアレンジコンセプトの延長でいわゆる「動かして初めて本当のかっこよさがわかる」プロダクトです。
例によってプレバンのサンプル写真はつや消し全塗装、でも製品版は成型色に一部彩色という残念仕様ですが、手にとって見ると成型色の色味が良く考えられていて、それほど劣化した印象を持ちません。実物は写真よりも少しだけ暗めの色味なのですが重厚感があります。
インコ先生、いつもエフェクトパーツって取り扱いがめんどくさくて、結局一度も装着しないということも多いのですが、このエフェクトパーツは小気味よく、プロヴィデンスの放射状のシルエットをそのままうまく強調する、なかなか秀逸な誂えだと思います。といいつつ撮影終わったら箱のなかにしまい込みますけどね。。。
なんじゃこりゃ?えらいズングリしてない?と言われそうですが、インコ先生はこの立ち姿、好きです。確かに足は短く太く感じるとは思いますが、頭がかなり小さく、腰高かつ細め、加えて背中のバックパックが巨大なおかげで、robot魂のZZガンダムっぽいアレンジになっています。でそのアレンジは股関節にも生かされており、
左右独立して股関節が左前下方に移動させることができます。そうすると、、、
この股関節を下に伸ばす機構とスタイル、プロヴィデンスにかぎらず様々な製品で採用されていますが正直、インコ先生は疑問に思っています。というのも股関節が下に伸びるというのはつまり胴が長くなるということであり、腰というスタイルを決定づける非常に重要なポイントが全体的に下に下がることになります。身長が伸び、足が見える面積も増えますが決してさほどかっこよくはならないと感じるのです。デフォルトをこのバランスでかつ腿ではなく脛側を延長して実現して欲しかったですね。
かなり小さめのフェイスパーツですがプロヴィデンスの特徴をおさえ、過度なアレンジもなく素直な造形が好印象です。
こういったアシンメトリのポジションも結構好きです。
良い子は決して真似しちゃいけませんが、背面のネジを外せばバックパックは取り外せます。
そつのない作りです。
ビルドファイターズとかに出てきそう。
というわけでセカイくんの殺陣ポーズ!
腰が前後左右にかなり可動するのでひねり放題です。
以上、robot魂 プロヴィデンスガンダム レビュー でした。
SEEDの中では最も好きな機体ということもあり、久しぶりにプレバンでrobot魂を購入しましたが、とても満足のいく出来でした。ただ、この商品はプレバン限定もったいないですね。普通に一般販売でもかなり売れる気が。。。今後はインパルスのデスティニーシルエットとかも準備されているらしいので引き続き要チェックです!