もし、TV放映後半主役機としてカミキバーニングが登場していたら?
ガンプラ学園との練習試合の後、アシムレイトの短所を補うべくセカイ君の要望も取り入れながらユウマ君が改修した全国大会を勝ち抜くための機体。最大の特徴はプラフスキー粒子を蓄積、増幅するためのコンデンサを追加装備することで、鳳凰覇王拳放出後の粒子切れを防ぎ、最後の切り札として炎の大剣による究極の斬撃を可能としたユウマ君独自のシステム(名称は不明)。この斬撃は全粒子を放出するため一度きりしか使用できないが、プラフスキー粒子フィールド全域を無制限になぎ払うことが可能な回避不能の大技となっている。
というコンセプトでカミキバーニングのマッシブさや特徴的なデザインを活かしつつ、ギャグっぽいところ(神マークや黒帯)をリファインすることを目標に制作しましたが、個鳥的にはかなり満足しています。実は数日前には完成していたのですが、完成で満足してしまい、レビューまでうだうだしていました。なんだよ!製作途中とあんまり変わらないじゃねーか!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは塗装のせいだと思います。
以前作成した簡単仕上げの無印カミキバーニングと並べたかったので、全塗装ですが、成型色につや消しを吹いた感じに塗装を調整しました。加工してサフを吹いた部分と成型色そのままの下地の部分の色味の調整がかなりめんどくさかったです。でも落ち着いた感じでとても気に入っています。
似ているようで似ていない微妙なライン変更を目指しました。特に太刀は市販パーツですが、地味に色々と加工してカミキバーニングに馴染むよう心を砕きました。
リアスカートはトライバーニングのバックパックをベースに加工しています。このリアスカートがいわゆるプラフスキー粒子コンデンサです。ここに蓄積&増幅された圧縮プラフスキー粒子をすべて鞘に注ぎこみ、炎の大剣を精製、一度きりの斬撃を繰り出します。
トライバーニングの炎エフェクトを肩、脛、アキレス、リアスカートにも追加装着でき、やり過ぎない感じでケレン味を出すつもりでしたが、、、結構これでもやり過ぎかも。
なんとなく持っていたほうがかっこいいので持たせてます。
しかし、クレオスのラッカー系ゴールド、9番ですかね?素晴らしい粒子の細かさだと思います。塗膜保護のために光沢のクリアを吹いているのでちょっとくすんでいますが塗り終わった後の輝きは値段を考えれば素晴らしいの一言!でもこの炎の大剣、クリアイエロー吹きすぎてちょっと吹き溜まりができていますね、、、まぁ、インコ先生はかなりアバウトな鳥なので無問題です。
変更箇所は以下の点です。
- 肩、上腕をトライバーニングのものに変更。肩にはゴールドの内部ディテールを施し、上腕はトライバーニングと前後の向きを変え、ディテールを追加。
- 下腕部に追加アーマーと内部ディテールを追加
- 頭部のアンテナにカチューシャを追加。 だってホビージャパンの作例をよんだらやりたくなっちゃったんだもん! 実はその時には頭部塗装を終えていたのですが酒の勢いは恐ろしいもので、うわーとやっちゃいました。
- 胸部に彫り込みディテールを追加。 これは先日の模型ショーでゲットしたガイアノーツというか、NAOKIさんプロデュースというか、新発売ホヤホヤのスジボリノギスを使用しました。詳しくはモデグラの10月号の巻頭HG REVIVE ガンダム特集を読んでいただきたいのですが、ノギスの先がケガキ針みたいになっていて、あるパーツの断面に一定の幅でスジボリを入れたい時にすごい重宝するものです。曲面とかにも馴染むので便利ですね。胸部は手を加えるつもりはなかったのですが、スジボリノギスをどうしても使いたくて、全力で手段を目的化してやりましたよ!ちなみにガイアノーツブースでこのスジボリノギス買った時、すぐそばに立っていたすげーでかくてモードっぽい真っ黒な出で立ちでパーマかけまくりの得体のしれないお兄さんにペコって頭を下げられたのですが、あれってひょっとしてNAOKIさん???
- リアスカートをトライバーニングのバックパックをベースに自作
- サイドスカートの内部に内部ディテールを追加。って言っても市販パーツですけどね。
- フロントアーマーをトライバーニングとカミキバーニングのものを組み合わせ、クリアパーツを仕込んでチラ見せ。 結構気に入っています。
- 上腕、腿、脛前面にディテールを追加。 これはプラフスキー粒子回路という設定です。
- 脛側面にアーマーを追加。接続部をトライバーニングの脛裏部分からそのまま流用しているのでエフェクトパーツがつけられます。
- アキレスにクリアパーツを追加。 接続部をトライバーニングの、、、以下略
- 足首をトライバーニングから流用。これで足のラインが繋がってすっきり見えます。あとカミキバーニングの脛の下部にある横のラインはシアノンで消しました。これも足のラインを分断している大きな原因だったので。
- 太刀の納刀時、抜刀時の鞘と炎の大剣、鞘と大剣の持ち手をそれぞれ作成。特に手首はこれがあるのと無いのとでは大違い。
こうやって書くと意外と作業していますね。さくっと終わらせる予定だったのに。。。
多分もう、炎エフェクトはつかわない気がします。。。本末転倒、策士、策に溺れるとはまさにこの事。。。
本当にこのHGBFカミキバーニング、素晴らしいキットだと思います。簡単仕上げでも良し、作りこんでもよし、なによりガンプラは自由だということをこのアラフォーオカメインコに教えてくれたバンダイとトライファイターズ制作スタッフにただただ感謝です!HGBFのミキシングビルド、これからもインコ先生は何体か続けていこうと思っています。オルフェンはグレイズシリーズが楽しみですね。何体か揃えて同じカラーリングで編隊組ませたいです。
で、次の機体はこれ!
ライトニングガンダムとライトニングZ(ややこしい)のミキシングです!どっちも素晴らしいキットなのですが組み合わせてみると更に魅力が増します!!やっぱり出自がいろんな意味で同じ機体なのでやけに馴染むんですよね。実はもうあらかたプロポーション工作やギミックの仕込みは済んでいるので次回の製作日誌では目新しいネタでおもてなしできると思います。