メガハウス ヴァリアブルアクション アースエンジン・インパクター レビュー です。
TV放映時はnasneに撮って全話見ていたので、思い入れの強い機体です。なんせ合体シーケンスがかつてのガオガイガーに匹敵するほど、迫力のあるもので、初回放映でインコ先生のこの小さな心臓を鷲掴みされたことを今でも覚えています。
全高は肩の頂点までで18~19センチほどと、決して大きなものではありませんが、劇中イメージ通りの造形バランスで素晴らしいです。
インコ先生としては及第点のお顔の塗装ですが、客観的に見ると最も全体サイズのしわ寄せが来ているのがここだと思います。冠部分の赤の縁取りが若干滲んでいますし、昨今のROBOT魂の精度とくらべてもまだ改善の余地がありますね。
ふむふむ。これだと更に力強さが増します。こんな大きなものがこの腕部内に隠れているなんて、若干ゲッターロボ並みのミラクル変形感がありますが、それもインコ先生にとっては”乙”なポイントです。
インコ先生、このアースエンジンにはなぜか品の良さを感じます。デザイン的にかなりごっついのですが、劇中では決して無双なメカではありませんでしたし、戦闘シーンも綺麗にまとまっていたというか、、、なぜでしょう?カラーリングかな?
関節はPVCでいわゆるROBOT魂仕様。PVCなのでしっかり保持はできますが、最近のROBOT魂のスペックと比較すると正直、ちょっとゆるめです。数年前のROBOT魂クオリティですね。でもそんなことが吹っ飛ぶくらいのかっこよさだと思います。
このショットを見ていて、ある名作フィギュアが脳裏に浮かびました。
インコ先生、この尻尾とか足のデザインとか、四肢のバランスとか、こういうデザインが鳥の本能として好きなんだといまさら気づきました。いつかこのアルター ラインバレルもレビューしたいですね。
この立派な平手を見ると思わず口ずさんでゴソゴソとポージングしてしまいます。
なんちて!
以上、メガハウス ヴァリアブルアクション アースエンジン・インパクター レビュー でした。
アマゾンで7000円オーバーという価格が皆様にとって妥当かどうかは正直、インコ先生にはわかりませんが、間違いなく、撮影&レビューしていて楽しい機体でしたし、OOBE(Out Of Box Experience)もシンプルでストレスのない、総じて上品な製品です。惜しむらくは関節の保持力の80点具合とサイズ制約からくる塗装精度でしょうか。
製品単体の評価として、誤解を恐れず、わかりやすく表現すると、数年前の”ROBOT魂”に近いです。ただ、そこにモデリングの精度やそもそもマニアックな機体が商品化されているという事実を踏まえるとプラスアルファの価値が加わります。その上、インコ先生の好物デザインということで、今回は迷わず”買い”でした。
メガハウスはこの後にヴァリアブルアクションとしてアルドノア・ゼロ スレイプニール最終決戦仕様やタルシスが控えています。これらの製品の進化の具合もしっかりレビューしたいと思います。